切絵 広重・国芳・豊国_東海道五十三對 28_2廣重_見附      

上方より下りの時この宿にてはじめて冨士を見るゆゑに見つけと名付るとぞ
うなぎなまづすっぽんハこの宿の名ぶつなれば そのゑんをとり
こヽにうつすハ膝栗毛本文三嶌泊りの滑稽にて何れも様方御存なれど
只すつぽんの因により童子の笑ひを催さんのミ すつぽんをこヽに画くのハこぢ付と笑ハれたらばゆびをくハへり
一立斎 膝栗毛滑稽